機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ。ようやく最終回まで観た。悪くない…どころか、良いじゃん。底辺を這いずり回っていた連中がひと花咲かせて散るまでが、そして新たな種が芽吹くまでが、しっかり描かれている。オルガと三日月、三日月とアトラとクーデリア、ユージンやシノや昭弘たち、マクギリスとガエリオ、ガエリオとジュリエッタ、ラスタルやイオク様、死にゆく者と生きのびる者、これほどの群像劇をまとめ上げたんだから、良い評価を受けていいと思うんだよなあ。で、やはり「第一印象とそこから生まれる期待」から本筋がズレたときに、自分の認識を矯正せずに、作品を否定してしまう人が多いのではないかということを、このところずっと考えている。マクギリスは有能な陰謀家という第一印象だったが、実はマクギリスには大義も目標もなく、子供の頃の怨念をずっと社会に向けている人でしたということで、うーん、たとえばコードギアスのルルーシュに近い。クーデターは言われるほど失敗しておらず、劇中でも本当に誤算だったと認めたのは、他のセブンスターズの兵を借りられなかったことだけで、セブンスターズを牽制してラスタルとの一対一に持ち込むところまでは想定どおりだったろうし、そこで良いようにやられてしまったのはラスタルが辣腕すぎたからだよなあ。天才的な子供が有能な大人に捻られたというわけで分かりやすい。ラスタルも最初は単純な悪役かと思ったら違ったわけだし、そうやって第一印象からズレてった作品ではあるんだよね。最終回ひとつ前、鉄華団が地球に向かうために侃侃諤諤の議論を繰り広げ四苦八苦してようやく段取りをつけるところで、マクギリスはあっさり宇宙まで出て同志と合流しているというのは、むしろ鉄華団のノウハウの無さというか、そりゃ教育も受けてないし教養もないんだからそうだよね、というかそんな連中にどこまで有能であることを期待するんだっつーか。結局はすり潰される話なんだけどそれでも、という。まあダインスレイヴつよすぎるんじゃねえのってのは思う。
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映画キングコング観た。意外にポップ。軍隊青春映画、的な空気もありつつ。途中で二手に分かれるんだけど、トム・ヒドルストンのグループの苦戦しつつも正攻法で攻略している感と、サミュエル・L・ジャクソン率いるグループの狂気に呑まれた悲壮感、の対比が面白かった。余計なことすんなよなあ、と思わされつつもサミュエルの存在感に圧倒される。あと、日本兵はもっと登場して欲しかったなというのと、日本刀が最強すぎな。絵作りが完全にコミックなんだよなあ。夕日を背負うコング。炎を掻き分けるコング。月下のコング。ジャンピングコング。ソードコング。モーニングスターコング。ナックルダスターコング。コングさんイケメンすぎるわ。あとスタッフロール後の盛り上がりは下手すりゃ本編以上だった。キタキタキタ〜って感じだ。モンスターバース楽しみ。
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完全ワイヤレスイヤホンのストレスのなさはすごい。付けたまま外に出てしまいそうになるな。
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最近のローソンの悪さって何だろう。とにかく弁当類に魅力がない。ごく普通のものしか取り揃えておりませんって感じ。健康志向系のものは増えてるけどそれもマクロビとかだしなあ。
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百合漫画アンソロの「エクレア」。面白いんだけどひとつひとつの話が短かくて満足度が低い。
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たかだか数年ほどの流行の移り変わりを数十年レベルの時代の変化で説明する人って毎年発生するはずの認識のズレをどうやって合わせてるのか不思議に思う。