SANDBIRD

日記

映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」。20年経っても視聴後の感想が変わらないな。種はキラが神になる話、種運命は人であるシンが神を殺し、しかし最後には復活した神に敗れ去る話。とすれば種自由は、神であるキラが人に堕ちる話だと言える。酷い失敗をして、信奉者のシンの前で醜態を晒して、昔みたいにウジウジして、「周りは弱くて僕は強い」という本音を垂れ流して、アスランに殴られて。相当に人間ポイントを稼いでいる。でも最後にラクスと並んであのハイライトの無い目をしながら裁きのディスラプターをもって敵対者どもを薙ぎ払い誅殺しているのを見ると「こいつら神だよな」という気持ちで終わるのである。