SANDBIRD

日記

シン・ゴジラ。CGのクオリティの低さはわざとっぽいけど意図がわからない。もっとホラーとかサスペンス的な話かと思ったら純然たるエンタメであり爽快、痛快ですらある。それじゃあゴジラのデザインはミスマッチじゃないのというのと、ゴジラが大人しすぎるのではないかというのと、なんかコンセプトが分からない感じ。あと我が国我が国言いすぎだったよね。ちょっと乗れない。間違いなく面白いんだけど、不満が先に立つ映画だったなあ。ゴジラの放射火炎シーンは素晴らしかった。こういう作風なら、怪獣プロレスに向いてそうだし、続編に期待しちゃうな。

ラノベデマ入場です!!!

ゴブリン殺しは生きていた!!
更なる尾鰭を付けてデマが甦った!!!
「最近のラノベには『ピンチになります』という注意書きがある」だァ――――!!!

伏線はすでに我々が張っている!!
「最近のラノベでは伏線という手法が使えない」だァ――――!!!

文学フリマから炎のデマが上陸だ!!
ラノベ新人賞で異世界召喚が禁止された」!!!

めい土の土産にプロデビューとはよく言ったもの!!
達人のデマがいまTwitterでバクハツする!!
ラノベ新人賞では40歳以上は年齢だけで落とされる」だ―――!!!

タカァァァァァいッ説明不要!!
一冊600円!!! 印税10%!!!
ラノベ作家の平均年収は6000万円」だ!!!

人と関われば関わるほど、嫌な記憶は増えていくし、自分の嫌な部分が相手に知られていると思うと、何もかも嫌になって、関係を断ちたくなる。人に慣れれば慣れるほどボロが出る。リセットしたい。

ザ・社会人みたいな人が苦手なんだよな。「私だって仕事は嫌だしいろいろ苦労もあるけどみんな我慢して頑張ってるんだから私も頑張んなきゃいけないしおまえも文句を言わずに働け」みたいやつ。マジ無理。

マクロスΔの「観やすさ」は、「F」と比べたときに「男らしさ・女らしさ」の描写が薄いことに由来するのではないか、という気がした。つまり、女みたいな容姿でことさらに男らしくあろうとするアルト、恋に恋するランカ、いかにも女性らしく振る舞うシェリル、女好きのミハエル…あたりと比べて、さっぱりした性格のハヤテ、無邪気なフレイア、軍人で生真面目なミラージュ、何を考えているのか分からない美雲さん…といった感じで、男性性・女性性が脱臭されている感がある。このあたりは「F」の三角関係を盛り上げている要因でもあり、「Δ」の三角関係がいまいち盛り上がらない原因でもあるのだろうが、ともかくウェットに男女の関係を描いていた「F」よりも、「Δ」の描写のほうが個人的には好ましく感じる。

まったく聞いたこともない作品の連載三十周年のお祝いをしている写真を見かけて「まだまだ自分の知らない世界があるんだなあ」と感心していたらドラマ「重版出来!」のセットだった。三蔵山龍先生。

憂鬱。結局のところ自分と気が合うのは自分だけなのだ。本音を言ってもどこかで聞いたような理屈で説得されるだけだ。そこで意地を通しても何にもならぬ。そして人間と人間のあいだに業が積もっていく。逃げたい。

1. ひとつのジャンルしか取り扱わない市場
2. ひとつのジャンルが流行するとそれが大勢を占めてしまう市場
3. 複数の流行が寡占している市場
4. いくつかの流行がありつつ大勢を占めることはない市場
5. 全体が巨大で流行が部分的なものにしかならない市場

1が小規模な市場、5が大規模な市場、というイメージで。大雑把な印象で言えば、漫画は5、アニメは4、ラノベやゲームは3かなという感じ。テレビドラマも3。ニコ動(同列に扱っていいのか?)とかは2で。エロゲは1.5くらい。まあ「市場」をどこで区切るか、「ジャンル」をどう定義するか、みたいな話ではあるんだけど。