SANDBIRD

日記

だいたい何かの作品が気に入らないとかつまらないとかって作品そのものより読者の気分とか環境とかの方が大きいんだよな。人によっては「こんな作品はつまらないと見なす」という思考回路が出来ているのでその条件に引っかかる作品はどんなに出来が良くてもつまらないことになる。

ゲームというのは基本的にはエミュレーションなわけで「こう操作したらどうなるだろう」というのの積み重ねだと思うんだけどそれを現実に延長すると好奇心というか探究心というかたとえばの話だけど「人を殺したらどうなるだろう」とか「放火してみたらどうなるだろう」みたいな心理に似通ってんじゃねえかなと思って日常生活を送っているだけではなかなかそのあたりの異常状況ってのは分からないわけで分からないまま死んでいくというのはそれはそれで恐ろしいなあと思いつつそれっていわゆるゲームと現実を区別できない系の話になるわけでもちろんそこには自制心が働くわけだけど自制心が薄れた人というのはどうしようもなく存在するわけでまあ特に何が言いたいわけでもないんだけど。

比喩合戦とかもそうだけど「AとBって似てる気がするなあ」と言うといつのまにか「AとBが完全に同じかどうか」という論争になっている。

Fate/GOをやってみたけどいきなりプロローグが二回流れてこれはバグなのかそれともタイムループの演出とかなのかと不安になったが普通にバグだったようだ。聖晶石を40個集めるまでやる気出ないな…(集めてもやる気出ない可能性あり)。あとサーヴァントの白髪銀髪率が高すぎて見分けが付きづらいんですが。

ネタバレだけど、カイロ・レン、己の弱さを殺す的なエピソードで悪として完成されるかと思いきや、直後に好きな女の子にボコボコにされてプライドがズタズタになるの、面白すぎるよね。こりゃ人気出るわ。

スターウォーズ。エピソード7。面白いことは面白い。これぞスペースオペラ。良くも悪くも4〜6と同じ構造で、いや伝統芸能としてのスターウォーズはこれでこそ良いのかなとも。俺はスターウォーズにはあまりこだわりがないけど。リバイバルとしては最高だったんじゃないかと思った。スターウォーズって、最近知ったんだけど、スピンオフでいろいろ小説が出てるんですね。ユージャン・ヴォングとかダース・クレイトとか。Wookiepediaを眺めているだけで面白い。ああいうサーガ的な物語もあり、一方でこういう伝統芸能的な物語もあり。まあファンが満足すれば成功だよね。ということで。

誤用を批判すべきか否かについては、とりあえず「意味が一つに定まるように立ち回る」が第一で、初期の段階であれば元の意味に戻るよう誤用を批判するし、末期の段階であればわざわざ元の意味に戻すような必要はない、といったあたりではないかと思うのだが、なんか「もっと誤用していこう」「言葉は乱れてもいいんだよ」みたいな人もいて、いわゆる「言葉は生き物」ってやつだが、生き物だからと言ってわざわざ育てなくてもいいよという感じだ。