SANDBIRD

日記

老いと死について考える。あまり愉快な想像ではない。とうてい上手くいくとは思えない。最大限に楽観的に考えても幸せな人生というものを想像できない。これは今までに尊敬できる老人というものに出会ったことがないのも一因だろう。俺が最も憎み軽蔑した人間は祖母であった。人間は老いれば誰しもあのようになるのだろう。ああなったあとの幸せが分からない。モデルケースがない。そして死はリアルに想像できる。死ぬのは嫌だな。