SANDBIRD

日記

映画ブームなので「ワンダーウーマン」。第一次大戦を舞台にしてるのって珍しいな。敵がルーデンドルフ。毒ガスが虐殺兵器として恐れられているのも良い。ドクターポイズン、マッドサイエンティストとしての残虐さ、美しい容貌に醜い傷、そこはかとなく女としての悲哀を漂わせる演技…良いよね。ワンダーウーマンのほうも、最初のうちはシンプルな善悪二元論を振りかざすだけだったのが、徐々に人間というものを知っていく…という筋立てはオリジンとして説得力がある。とまあ個々の要素はいいんだけど、うーん、戦争映画とヒーロー映画の食い合わせ…いや戦場であの露出は浮くよね。ワンダーウーマンでなくても良かった感は正直あった。あとアクションがダサい。いや最初の方のアマゾンVSドイツ軍やワンダーウーマンの肉弾戦はかっこいいのだが超能力を発揮するほどダサくなっていく…CGがショボいのかな。全体として及第点だが刺さるものはなかった、という感想。