SANDBIRD

日記

スパイダーマン ホームカミング。パワレンがヒーローものの第1話だとしたらホムカミは第2話という感じ。最初の戦いが終わっていったん日常に戻るんだけどまだ高揚感は抜けていないし本当の意味で戦う覚悟も決まってない。能力を使いこなせていないのに張り切りすぎて空回り。学生生活との両立も上手くできない中であらためてヒーローとしての自分を捉え直してみるという日常回。みたいな。アイアンマンの保護者っぷり。アイアンマンだってロクでもない大人だけどスパイダーマンはさらに未熟な若者でしかない。でも最後には若者の成長が大人の予想を上回るわけですよ。スパイダーマンの「ティーンエイジャーのヒーロー」としての側面に特化して描かれる青春映画。主役の人の若者っぽさが本当に凄い。彼が作る雰囲気だけでこの映画は成功しているといって過言でないと思う。コミカルというか勢いがあるというか…「若い」としか形容しようがないな。あとバルチャーのメカデザインね。最強。ヒロインは主役より脇役のほうがやたら可愛いなと思ったらそっちが真のヒロインだったようだ。やりおる。